知らないと怖い仮想通貨の税金。利益が出たのに税金で全て失う可能性
せっかく仮想通貨で儲かったのに、確定申告で一文無しに!?
昨年12月に国税庁は、それまで明確にされていなかった仮想通貨取引による利益の所得区分について「雑所得に当たる」との見解を発表。20万円を超える利益がある場合は確定申告が必要となり、給与所得などと合わせた総合課税で最大で55%(住民税を含む)となる累進課税が適用される。
株式と違い、他の金融所得との損益通算はできないことも明らかになった。
昨年末、ビットコインで3000万円の利益確定をしたF氏(32歳)。1月にビットコインを再度購入したが、数日後に半値近くまで下がって損切り。資産は1500万円になってしまった。しかし、昨年の税金は3000万円に対してかかるのだ。