仮想通貨“ダークコイン“で決済、武器、殺人請負、内部情報などダークウェブ。警察庁が初の本格調査。
仮想通貨“ダークコイン“で決済、警察庁が初の本格調査へ! 武器、殺人請負、内部情報などが売買される「ダークウェブ」の世界
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180207-00010012-abema-soci
私たちが検索エンジンからたどり着くことのできるサイト「サーフェスウェブ」は、実は全体の1%にも満たないということをご存知だろうか。さらにSNSなど、ログインすることで閲覧できるページや、社内イントラなど「ディープウェブ」などの非公開サイトが、全体の90%以上を占めているという。そして、これらの奥に存在するのが「ダークウェブ」とよばれるサイトだ。閲覧するためには米海軍が開発した「Tor(トーア)」という秘匿性の高い特殊なソフトウェアを用いなければならず、犯罪や違法取引に悪用されているのだ。
そして、ダークウェブでの主な支払方法は、なんと仮想通貨だという。たとえばコカイン0.3gは0.0096BTC、偽札は1万円×300枚で0.51BTC。麗澤大学教授の中島真志氏は「Dash(ダッシュ)、Monero(モネロ)、Zcash(ジーキャッシュ)という3つの仮想通貨は匿名性が高いとして有名。たとえばDash(ダッシュ)というのは従来からダークコインと呼ばれており、最初から悪いことをするために開発された仮想通貨ということになっている。支払いのアドレスから送金者が特定できないので匿名性が非常に高く、非合法な活動には都合がいい」と説明する。