ハッカーは盗んだ580億円の仮想通貨を現金化できるのか?仮想通貨コインチェック $XEM(NEM/ネム)不正送金被害最新ニュース速報
ハッカーは盗んだ580億円の仮想通貨を現金化できるのか?仮想通貨コインチェック不正送金被害最新ニュース速報
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-29/P3B8K16S972901
盗んだ580億円の仮想通貨、ハッカーらはロンダリングできるのか – Bloomberg
- 盗まれたNEMを取引所が自動的に拒否するツール、開発者が作成
取引所に仮想通貨を置いておくのは危険というのが今回の教訓盗まれたコインはどこへ行ったのか
仮想通貨取引は公開されているので、盗まれたNEMがどこへ行ったかを知るのは容易だ。コインチェックは5億2300万XEM(XEMはNEMの取引単位)が送られた11のアドレスを特定し公表した。これらの口座の持ち主は分からないが、アカウントに
coincheck_stolen_funds_do_not_accept_trades:owner_of_this_account_is_hacker
というタグが付けられた。
NEMの開発者らは、盗まれたコインを取引所が自動的に拒否するツールを作成した。ではハッカーは盗んだ仮想通貨を換金できないのか
必ずしもそうではない。シェープシフトなどの「タンブラー」と呼ばれるサービスは個人データを収集しない仮想通貨取引を提供している。例えばNEMをモネロなど他の仮想通貨に交換してしまえばかなり洗浄できる。ただ、窃盗額の大きさがネックだ。また、シェープシフトでは29日付でNEMが取引不能にされた。
原題:How to Launder $500 Million in Digital Currency: QuickTake Q&A(抜粋)